前回のブログで、株価と債券の逆相関によるリスク分散効果が弱まって来ているため、市場の動きとの相関性が低いオルタナティブ投資を検討した方が良いとお伝えさせていただきました。

また、分散の大切さについては、以前のブログでも述べてきました。

貯金だけでは危険
日本円だけに偏りすぎは危険
資産クラスも株式だけではなく、債券も含める
地域も日本だけでなく、先進国、新興国も含める
不動産(REIT)投資信託などにも分散する

 

株式の市場が悪くなったら、債券がカバーしてくれますし、日本株の市場が悪くなっても、米国や新興国の市場が良かったりしてリスク分散が効いていました。

 

しかしながら、グローバル化やIT化が急速に拡がる中で、世界市場の中でも相関が高まり、資産クラスの分散や地理的な分散が効かなくなって来ています。

 

そこで、さらなるリスクの抑制とリターンの向上を図って、市場の動きとの相関性が低いオルタナティブをポートフォリオに入れることをお勧めします。

 

オルタナティブは直訳すると「代わりの」や「代替の」という意味で、従来の株式や債券といった伝統的資産と呼ばれるもの以外の、新しい投資対象や投資手法のことを言います。

 

具体的には、下記などが挙げられます。

◇原油、金やプラチナ、トウモロコシや大豆などのコモディティ
◇不動産などの実物資産
◇未公開や非上場企業の株、M&A(プライベート・エクイティ)
◇絶対利益を狙う(ヘッジファンド)
・ロング・ショート
・グローバルマクロ
・マネージド・フューチャーズ
・マルチ戦略
・アービトラージ
・イベント・ドリブン

 

オルタナティブは株式や債券(伝統的資産)以外ことを指しますので、世界には非常に多くの投資手法や対象があります。

その中でも、まずは、元本確保型、もしくはローリスク・ローリターンのものに投資されることをお勧めします。

 

なお、ローリスクと言えど、リターンは6~8%あるものも多く、わたくしは現在、平均して約8%程度になるようにファンドを選んで運用しております。

 

そのうちの2つ、日本でも聞いたことがあるかも知れません、英国の学生寮やケアホームに投資するファンドを紹介します。リターンで言うと年率8~10%になりますでしょうか。

 

学生寮やケアホームは実物の不動産投資として直接購入することもできますが、いずれも1部屋1,000万円程度はしますので多額の資金が必要になりますし、住宅デベロッパー向けの金利が高いため投資家への利回りが8~10%となり、結局、ファンドで投資した場合のリターンと変わりませんので、ファンドへ投資した方がリスクも少なく良いです。

 

英国学生寮ファンドは、投資家から資金を集め、その資金を使って学生寮を建築し、そこからの賃料収入を投資家に分配するというものです。

英国の大学は世界中から優秀な学生が集まりますが、学生寮に入るのは、高い学費を払うことができる裕福な家庭の子が多いです。しかも、大学は4年間ということで、親は高い家賃を払ってでも良い学生寮に入れたいと考えます。

学生寮は、通常の賃貸物件と違い空室リスクも少ないため、固いリターンが見込めます。

 

ケアホームファンドに関しても、投資家から資金を集め、その資金を使って政府が公認した不動産物件を購入し、それを精神障害者や身体障害者に貸し、そこからの賃料収入を投資家に分配するというものです。

家賃を支払うのは政府ですし、英国内において、精神障害者や身体障害者の数に対して施設の数が足りておりませんので、空室リスクも少なく固いリターンが見込めます。

 

なお、いずれも機関投資家しか投資できませんが、カストディアンという仕組みを使ってUSD10,000から投資することができます。

 

REIT(不動産投資信託)に比べ、リスクは低く、リターンも高いです。

何より複利運用となりますので、雪だるま式に増えて行きますので、ローリスクの投資先として

検討いただくと宜しかと思います。

 

不明な点などございましたら、お気軽に「お問い合わせ」よりお声掛けください。

 

にほんブログ村 投資ブログ 資産運用(投資)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 投資ブログ お金(投資)へ
にほんブログ村

この記事の内容が役に立ったと思ったら、ソーシャルメディアで共有してね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です